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OpenWrt

OpenWrtでDDNS(ダイナミックDNS)の設定

OpenWrtで楽天ひかりに接続できるようになったのだが、自宅サーバーを建てていてDDNS(ダイナミックDNS)を使っているから、
OpenWrtでDDNSの情報更新をさせるようにしてみた。
DDNSパッケージのインストール
「システム」「ソフトウェア」で「luci-app-ddns」を検索しインストールする
DDNSとしてno-ip.comを利用してるから「ddns-scripts_no-ip_com」もインストールする。

インストール後は「サービス」「DDNS」というメニューが出てくる。

設定項目はいたって簡単。
no-ip.comを選択して、ユーザー名、パスワード名、ホスト名を入れてくだけ。

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OpenWrt PC

仮想環境のOpenWRTでの楽天ひかりの上りPPPoEが遅い

仮想環境でルーターを構築して楽天ひかりに接続できたものの、
IPv4の上りがとんでもなく遅い。
128kbbsだから昔のISDNなみ。
まだまだIPv4サイトも多いので、そういうサイトで写真すらうpできない。

  ipv4 ipv6
下り 368.5Mbps(非常に速い) 413.13Mbps(非常に速い)
上り 0.11Mbps(非常に遅い) 63.8Mbps(速い)

wiresharkで見てみるとRetransmission,Out-Of-Orderがやたら出てたんで、
それ絡みで調べてたらTSO有効でvmwareを使ってるとネットが遅いていう情報が出てきた。
試しにNICの設定で大量送信オフロードてのをOFFにしたら、
上り128kbpsしか出てなかったのがいきなり、40Mbpsまで跳ね上がった。
TSOの設定てNICの設定とWindowsOSのレジストリにもあるので、両方ともOFFにしたら上の数値になったわ。

  ipv4 ipv6
下り 441.26Mbps(非常に速い) 328.18Mbps(非常に速い)
上り 96.89Mbps(かなり速い) 76.12Mbps(速い)
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OpenWrt PC

無料ルーターのOpenWrtで楽天ひかりIPv6接続

楽天モバイル加入者特典で楽天ひかりが1年間無料ていうのに釣られて、プロバイダーを楽天ひかりに変えてみた。
今のプロバイダーはIPv6接続が流行りということで、楽天ひかりもクロスパス接続でIPv6接続をするというサービスをやっている。
しかし、これにはルーターが対応してないと接続できず、家のルーターは対応してない機種だった。
ルーターを新たに買うというものためらわれたので、方策を探してみると、フリーのOpenWrtで対応できることが分かった。
ということで、新たにルーターを買わず、しかも仮想環境でルーターを動かすことにしてみた。

従来の環境

ルータを仮想化してみた環境

作成手順

openwrtのダウンロードとvmware形式の変換

wget https://downloads.openwrt.org/releases/19.07.7/targets/x86/64/openwrt-19.07.7-x86-64-combined-ext4.img.gz
gunzip openwrt-19.07.7-x86-64-combined-ext4.img.gz
qemu-img convert -f raw -O vmdk openwrt-19.07.7-x86-64-combined-ext4.img openwrt-19.07.7-x86-64-combined-ext4.vmdk

openwrt.vmxに追加する2行

ethernet0.virtualDev = "e1000"
ethernet1.virtualDev = "e1000"

AFTRアドレス

dgw.xpass.jp

動画にはないですが、さらにopenwrt で下記の設定をしました。
・ネットワーク→インターフェース→LAN→編集
DHCPサーバー→IPv6設定
ルーターアドバタイズメント-サービス:リレーモード
DHCPv6-サービス:リレーモード
NDP-プロキシ:リレーモード
保存

・WAN6インターフェースの設定追加
viとかで/etc/config/dhcpを編集、以下を追加

config dhcp 'wan6'
option interface 'wan6'
option dhcpv6 'relay'
option ra 'relay'
option ndp 'relay'
option master '1'

5chの接続先

104.18.231.0
104.18.232.0
104.18.233.0
104.18.234.0
104.18.235.0