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4/02 ジヴェルニー

サン・ラザール駅 朝7時頃目が覚めたが、今日行くジヴェルニーはパリからそう遠くないから、10時頃までテレビを眺めていた。10時に歩いてサン・ラザール駅へ。その途中、オペラのJTBでKLMのパリオフィスのTEL番号を聞きに寄った。後で『歩き方』を見ていてわかったことだが、KLMのパリオフィスはJTBから数軒隣だったらしく、TELをかけるまでもなく、その足で駆け込めばよかったのだ。サン・ラザール駅でKLMのリコンファームとヴェルノンまでの切符(片道66F、¥1342)を購入。列車は12時なので、それまでに昼飯でも思ったが、レストランは12時開店だし、カフェもまだ朝食しかとれないので、しかたなくQuick(*1)でハンバーガーを買って、列車に乗り込む。
モネの家 40分でヴェルノンに着いた。ヴェルノンはパリから北西に75kmのところにあって、風景はパリと似ても似つかぬ全くの田園風景だ。列車を降りるとホームのところにジヴェルニーと書いた紙を持っている人が立っていて、ホームから出たところがバス乗り場だ。バス停で並んでいると、日本人が数人いた。パリに住んでいる日本人だそうで、一緒に見学することになった。程なくしてバスがきた。ヴェルノン駅からジヴェルニーは4kmで往復20F。バスも10分も走らずに、モネの家の前に着いた。モネの家の料金は35F。いるのはアメリカ人と日本人ばっかとフランス人がしゃべっているのが聞こえたが、たしかに英語がすごく聞こえる。
モネの家の展示物の90%は日本の浮世絵なので、説明はフランス語だが、浮世絵のなかは日本語なので、理解は容易だ。モネはもし画家になってなかったら、庭師になっていたといわれるほど、見事な花壇と睡蓮の池が作ってある。しかし時節柄、睡蓮の絵を想像させるような睡蓮はなかった。モネは日本をイメージして造ったと言われる睡蓮の池だが、どちらかといえば英国式のような感じで、橋だけは北斎の日本橋の様なものが架かっている。
睡蓮の池
 
 
夕方、パリに帰ってきて今夜もレストラン巡りだ。今夜はサンジェルマン・デ・プレのLe Municheに行った

夜のメニュー
前菜 : Soupe de Poisson de Méditerranée, petits croutons et sa rouille 地中海の魚のスープ
メイン: Sole de petit bateau beurre perssillé Légumes primeurs 舌平目のパセリとバター蒸し煮
ワイン: Sauvignon de Haut Poitou ロワールの白
全部で251F、5105円
 魚のスープはクルトンとタルタルソースのようなrouilleときざみチーズが付いてきて、フランス人はこれを全部混ぜて食べていたが、クルトンはともかく、rouilleときざみチーズまでは入れなかった。メインは魚のフランス料理の代表的な物で、バターのソースにヒラメが泳いでるやつだ。味はうまかったが、この店の物が著しくうまい物ではない。並の味だ。


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