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4/03 パリ

ギュスターブ・モロー『出現』 今日は最後の日。朝から雨が降っている。10時頃になって小降りになったのでとりあえずルーブルに行ってみた。ルーブルは地下から行けばさほど並ばずに入れるのだが、雨が降っているので、地下もすごい人だ。じゃあオルセーに行こうというわけで、小雨の中、左岸に渡ったがオルセーの方もすごい行列だ。もし並んでしまえば、正午になって食事にありつけなくなってしまうので、再び右岸に戻って、1つ星レストランCaré des Feuillantsのまえに来たが、休み。ここは土昼は開いているはずなのだが・・。
 しかたなくオペラ座のところまで行き、免税店に入った。札入れを買うためである。数年前ヒースローで買ったバーバリーのはフラン札を入れるには小さすぎたため、かねがねフランスで買おうと思っていた。どうせ買うならルイ・ビトンでも買おうと思っていたが、シャンゼリゼまで行くのも面倒だし、ここで手頃なやつでも(266F、5404円)。せっかく昼時にオペラ座のところまで来たので、日本料理でも食べていこうかと思ったけど、免税店の人にやめとけと言われ、モロー美術館近くのAu petit richeに行った。
 昼のメニュー
食前酒 Kir Royal キール・ロワイヤル 49F
前菜  Rillons de Vouvray tièdes de chez Hardouin aux lentilles du Berry ヴヴレ風味の肉料理とレンズ豆 69F
メイン Filet de sndre au beurre de Muscadet ススキのフィレ 109F
ワイン Reuilly blanc 1/2 1996 ルイィ・ブラン(白) 79F (全部で6224円
 前菜もメインもメニューでは太字になっていた。つまり得意料理だ。ススキのフィレのバターソースは昨晩のものよりずっとうまい。ヴヴレ、ルイィはともにロワールワインのこと。
 昼飯のあと、ギュスターブ・モロー美術館(22F)。そのあとルーブルに。3時以降なので割引(26F)になったが、ドノン翼(セーヌ側の建物)のフランス大型絵画と彫刻コーナーを見ただけで時間切れになってしまった。帰りにモノプリでお土産のチョコレート(111.2F、2261円)を買って、ホテルに引き上げた。
 最後のレトスランとしてCoconnasに行った。トゥール・ダルジャンと同じ経営者がやっているというだけで選んだのだが・・・。

食前酒 Kir Royal キール・ロワイヤル 45F
前菜 不明(半熟卵の料理)
メイン Petit salé canard
デザート Bavarois バヴァロア 3点でムニュ135F
ワイン ブルゴーニュの赤 95F  全部で275F、5593円
前菜の卵料理は本家トゥール・ダルジャンで食べたことがある。メインにはカナールとあるのでトゥール・ダルジャンみたいな鴨料理が出てくるかと思いきや、鴨の挽肉とマッシュポテトとが混ぜて盛られている器を持ってきた。アラカルトのアヒルのロティにするかどうかさんざん迷ったのだが、アヒルにすればよかった。でも味はよい。たまたま隣のテーブルに三重大学の卒業旅行のグループがいた。ちょっと注文をフランス語でしてみたら(メニューのフランス語を読み上げただけなのに)、尊敬のまなざし。調子にのって、メニューの解読法について一席ブってしまった。

次の日はアムステルダム