2000/03/18(土) アヴィニョン |
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Je
traverse le pont d'Avignon dans le mistral.
9時にチェックアウト。観光案内所で地図をもらった。ここには日本語版はなかった。教皇庁の前まで来て、9時30分の開門を待った。天気は良いが、ものすごく風が強い。プロヴァンス名物のミストラル(季節風)である。チケットは橋との共通券でなぜか55F。地球の歩き方によれば63Fであるが、メモには55F支払った記録がある。この本も結構いい加減だ。この55Fオーディオガイド付きである。バチカンの教皇庁と違って、中はがらんどうで見るものが少ないので、オーディオガイドを聞きながら観ないとつまらないだろう。オーディオガイドはとんでもなく詳しくてすべてを聞いていると1日すぎてしまうので程々に。ところでなぜここに教皇庁があるかといえば、これが世に言う「教皇のバビロン捕囚(アヴィニョン捕囚)」というやつで、私は共通一次の社会は日本史選択だったためよくわからんが、フランス王フィリップ4世がローマから教皇を移し支配下に置いてしまった事件である。ちなみにパリのマイバス社のパックツアーに参加すれば、このへんの話をガイドが延々話し続ける。
アヴィニョンの橋はサン・ベネゼ橋という名前で、ベネゼという人がお告げを聞いて最初の石をローヌ川(に投げRhône)込んだということになっている。橋は途中で無くなっていて、向こう岸に行くことはできない。橋の真ん中に聖堂が、岸のところに博物館がある。とりあえず橋の先端まで行って来たけど、ここでも吹き飛ばされそうな強いミストラスが吹いていた。今回は橋を渡る企画が多い。
橋と教皇庁で観光は終わり。アヴィニョンには1つ星レストランが2軒。1軒は教皇庁のすぐ隣のChristian
Etienneで、日本に帰ってから1つ星レストランだとわかった。もう1軒は市た役所の裏手のL'Isle
Sonnante。通りからはずれところにある小さなレストラン。通りには「日本語のメニュあります」のレストランがいっぱいあるけど、この目立たないレストランにはミシュランの星が付いている。もちろん日本おろかフランス語以外のメニューはない。
食前酒 | Kir royal キール・ロワイヤル | 65F |
前菜 | Escalope de fois gras de canard poêlé, bouillon de petits pois à l'orange | 285F |
カモの薄切りファオグラのポワレ、グリンピースとオレンジソース添え | ||
メイン | Filets de rougets de Méditerrangée et petits artichauts confits à l'haule d'olive | |
地中海の魚とアティチョークとコンフィのオリーブ油炒め | ||
デザート | チョコレートケーキとタルト | |
ワイン | ローヌワイン(赤)500ml | 95F |
コーヒー | 20F |
食事後、モノプリで着替えを買い。駅へ向かった。ニース行き15:11発(206F)、乗り換えはなし。19時にニースに到着した。一度も検札はなかったので、切符を買うんじゃなかった。あらたにホテルを探すのも面倒なので、とりあえず、トリアノンにいってみた。トリアノンにいってみるとマダムが顔と名前を覚えててくていて、『戻ってきたんだ』といいながら部屋の鍵をくれた。
荷物を部屋に置いて、また、夜のニースに繰り出した。またムランダに行ってみた。しかし、閉まっていて、次は月曜と書いてある。土日は休みなんだ。ということはもうムランダで食べることは出来ない。また必ずニースに来よう。仕方がないので別の当たることに。いろいろ見て回ったけど、ホテルの近くに、結構にぎわっているピザ屋を発見した。夕食はマルゲリータとコート・ド・プロヴァンスの赤ワインにした(100F)。