2001/05/13(日)
Québec

(ケベック)

 


  前日、ホテルの部屋の引き出しに観光ツアーのチラシが入っていた。たった$59でケベック1日ツアーに行けることを発見。これはもう行くしかない。
 7時半にホテルを出発。メトロ(PEEL下車)でドルチェスター広場に向かった。観光案内所の前には数台の観光バスが止まっている。チケットを買い($59)、バスに乗り込んだ。乗客は11人、ケベック州なのにみんな英語を話している。
 8時にモレアルを出発。ものの30分も走ると、ひたすら平原になる。Aさんも言っていたが、高速道路なのに道路の舗装が悪くて、結構カタガタ揺れる。眠れないほどではないが、文章を書くことはできないだろう。ちなみに、この道路の悪さは、カナダ人英語講師も苦笑しつつ認めていた。1時間半ほど走ったところでトイレ休憩。朝食がてら、ソーセージと当地MOLSONビールを飲んだ。
 あまりメンテのよくない高速をまた1時間半ほど走り、ケベックに到着した。到着すると現地ガイドがバスに乗り込んできた。英語と仏語の両方でガイドするかと思ったら、多数決で英語のみのガイドになってしまった。サン・ローラン河畔のプチ・シャンプラン地区(ほとんどがおみやげ屋)をみた後、またバスに乗って、少し郊外のモンモンラシー滝を見に行った。落差89mの滝で、結構水量がある。バスはまた街に引き返し、崖を上っていく。崖の上の旧市街でバスから降ろされ16時半まで自由行動になった。早速、案内所で地図をもらい、レストランに向かった。目当てのレストランは老舗のAux Anciens Canadiens。予約はもちろん取ってないけど、問題なかった。
 アペリティフにキール・ロワイヤルはあるかって聞いたけどないみたいだ。街はフランスの様だけどフランスではない。白ビールを頼んだ。メニューをみるとケベック料理の欄もあったが、なんかミートボールの料理みたいだったので、ふつうのフランス料理のランチコースにした。

スープ 日替わりスープ 総額$52.66/\4,274
前菜 ミートパイ
メイン 鮭のパイ包みのホワイトソースがけ

カナダらしく鮭の料理にしたけど、アメリカで食べたただ単に焼いただけの低級な料理がでてこなくてよかった。しかし、サイズはアメリカ流ででかい。食べきれなかった。デザートもコーヒーもパスした。レストランを出た後、旧市街を散策。ここは町並みは完璧にフランスの雰囲気だ。アメリカっぽいものはなにもない。フランス人に言わせればサン・マロの街の様らしい。とりあえず、もらった地図に沿って歩いてみる。見晴らしいい戦場公園。なぜかジャンヌ・ダルク銅像が建っている。崖上の城壁を1周してもとの観光案内所のところに戻ってきた。帰りに備えて、スーパーで水とおみやげを買った。
 16時半にモレアルに向け、ケベックを出発。行きと同じように途中トイレ休憩を挟み、19時過ぎにモレアルに到着。帰りはなぜか市内を一周してくれた。また、メインストリートらしいサン・カトリーヌ通りを歩いてホテルに戻った。途中、マックに寄る。