2001/05/12(土) |
4時に起床し、5時にチェックアウトした。車で来た道をボストンに向かう。なれてきたので、かなりスピードを出してしまった(時速130Km前後)。6時前にボストンの空港に着いてしまった。
空港のユナイテッドのカウンターにエール・カナダのマークがあったので、並んでいたら、ここではないらしく、別ターミナルに移動、米国出国をすませ、エール・カナダの搭乗ゲートでに着いてみると、たくさんの人がいたけど、ほとんどがトロント便の客だった。モレアル便はわずか20人ぐらい、飛行機もジェット機だが40人乗り程度のものだった。
飛行機の中は英語だったが、9時半、着陸してすべてがフランス語に替わった。1時間ほどでモレアルに到着。入官のあと移民局の係官にかなり細かく質問された。北米は面倒だ。フランスなんか表紙を見るだけなのに。 税関を抜けてやっと入国。とりあえず6000円を両替。$65(ここからはすべてカナダドル)だった。
空港からバスで30分で市内のバスターミナルに着いた($11)。バスターミナルからすぐのところに、『歩き方』にあったホテル・タジマハールがあった。午後でなければ、部屋が空かないというので、隣りのホテル・ヨーロピアンに行った。2泊で$104というのでここに決めた。TV・WC・シャワーつきだ。 ホテルからメーリングリストのモレアル在住のAさんに連絡。市内を案内してもらうことになった。
1時にAさんがホテルに来た。メトロ(6枚で$8)で繁華街に行き、イタリアンらしき店に行った。なんとここにはムール貝の白ワイン煮があった。すごく感動。北米に来てこれが食べられるとは。それに味付けというものがしてあるのかと疑いたくなるようなアメリカの食べ物にうんざりしていたし。貝の大きさはパリのよりも大きいが、味はまったく同じ。ただ全体の量はやや少なめ。
食事の後、その日は雨が降っていたので、傘を買った($45)。モレアル一番の通りだというけれど、なんか寂れている。雨のせいで人がすくないこもあるけど。「北米のパリ」というふれこみで来ていたので、がっかりしてしまった。おまけに表示はフランス語だけど、なんか雰囲気がフランスらしくない。旧市街に行って、セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたというノートルダムに行ったが建物が新しすぎて重厚感がなかった。
Aさんとしばしお茶した後、旧市街のMaison
Pierre du Calvetに行った。1725年建造の石造りの建物のレストランで、実はこちらの方がノートルダムより古い。予約も取らずに行ったので、石造りの建物の席はないけど、テラスのがあるということだったので、そこに席を取ってもらった。
食前酒 | キールロワイヤル |
スープ | Soup de bisque ビスクのスープ |
前菜 | Salade d'epinards et croutons de
chévre frais au thym,emulsion de tomates à
l'orégan ほうれん草のと山羊のヨーグルトが乗ったクルトンのサラダ |
メイン | Suprême de poulet farci aux
champignon et son velouté à la graine de
moutarde et zeste d'orange きのこ詰めの鶏肉、粒マスタードソース和え |
ワイン | ブルゴーニュ・アリゴテの白500ml |
ボストンの名物はロブスターだそうだが、どうせアメリカ流の品のない料理がでてくるのだろう。ボリューム感に欠けるが、ビスクとしていただく。だけど、メインの鶏肉料理はアメリカ料理並に量が多かった。味はアメリカに比べ格段にうまい。チップ込みで$70。